昨年よりいなべ市で開催されている 音楽祭Inabestax(イナベスタックス) 、今年のプレイベント、「大安ノスタルジック音楽祭」にお邪魔してきました。 全ての人、特に 障害や生き辛さを抱えている人にこそ触れてほしい という触れ込み通り、大安駅というアクセスの良さに加え、客席にもテントを張り、子どもの避暑のためのプールも用意するなど、居心地の良さが最大限に考慮されていて、とても過ごしやすかったです。 11月2日(土)の本祭 も、子どもも高齢者も障がいのある方も、誰もが過ごしやすい環境での祝祭を提供してくれることと思います( 会場のカフェ、イベントスペースのフジハブ は、料理も美味しいし、ゆったり快適、すごしやすいお店です)。 というわけで、いつも説明スタイル、西山君と遠藤さんという二人の精神科医の会話という形で紹介をさせてください。 「西山先生、それ、何の資料ですか? お祭りの企画書みたいな。鈴鹿山脈音楽祭イナベスタックス?」 涼しくなってきた9月の早朝8時。医局で紙資料を広げてコーヒーを飲んでいる西山大介に、ちょうど出勤してきた遠藤凪が声をかけます。 「あ、遠藤先生。いなべ市職員の鈴木健仁さんが立ち上げた、音楽を中心としたアートのお祭りです。理事長宛に協賛企業向けの資料が送られてきていたんです。」 「後援に、いなべ市、いなべ市商工会、観光協会というのはわかりますけど、協力に、 メリーゴーランド、あそびじゅつ って! 四日市の絵本屋さんですよね。わたし、江國香織さんの講演や寺尾紗穂さんのライブで行ったことがあります。」 「当日会場で、メリーゴーランドによる絵画展示「名曲アルバム ソウルのたましい」と、ステージ転換ごとに、美術講師兼ギタリスト、重盛貴夫(ペンギン)さんによるギター読み聞かせ紙芝居があるそうです。」 「ギター読み聞かせ? ブルース紙芝居と題されてますね。ブルースを弾きながら歌詞の内容ごとに絵を描いて、紙芝居にしてめくっていく。簡単なようで、誰もやろうとは思わない!」 「想像するだけでワクワクしますね。重盛さんの紹介文を読むと ”化石を作るために、手羽先を焼いて食べて骨を埋めたりするようなことを、日々、子どもたちとワイワイ言いながら、楽しく遊んでいる” って。」 「へえ、それって西山先生の診察みたいですね(笑)」 「どういう意味? 子どもとい
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