会場で見つけて「ネイルやりたい!」と言い出して困ったのですが、よくよく看板を見てみると、老人子どもでも施術してもらえるとあったので、以来、同じ人にずっとしてもらって友達のようになっています。
「どんなふうに育ってほしいですか」→「嫌なことは嫌とはっきり言えること」
「どんな人となら結婚を許しますか」→「自分の責任を自分でとれたら誰でもいい」
そのときは、こんな風に即答しました。
嫌なことを嫌と言って、自分で主体的に生きて、責任をとれるようになるためには、幼少期から、周囲の大人に認められ、対等に扱われる経験を積み重ねないといけません。
西村さんは、いつも子どもを対等の人間として扱ってくれ、娘のすることを認めてくれます。一番印象に残っているのは、ある日、娘が保育園で作ったセロハンテープの指輪をしていて、私が「それ、セロテープ(で作ったの)?」と思わず言ったとき、彼女は「指輪だもんねー!」と娘に微笑みました。「お姉さんと貴女は同盟を組むよ」って感じで。国家間の軍事同盟なんかよりよほど強固です。
たとえセロテープを巻いたものでも、子どもにとってはガラスの靴と一緒ですよね。
最近、いなべ総合病院産婦人科の川村真奈美先生の講演をYouTubeで拝聴しましたが、
「権利を侵害されて生きてきた子どもたちが性被害に遭いやすい。性教育、ひいては人権教育を充実させなければいけない」
という趣旨のことをおっしゃっていて、まさにそうだよなあと感じました。虐待被害が起こってからより、起こる前に防ぐこと。すべての子どもたちが大人に助けを求められるようになってほしいんです。そのために、ふだんから、大人たちに大切に扱われる経験を積ませたい。
先日、あげきのおひなさんに行ってきましたが、スタンプラリーの一か所、大西神社では「鬼滅の刃」の衣装を着せてもらえるイベントがありました。スポンジの刀も貸してもらえますが、注意書きで「刀を振り回さない。神社に鬼はいません」と書かれていて、こういうユーモアは好きです。
スタンプを集めながら、和菓子屋に寄ったり、阿下喜再発見ですね。「岩田商店」は美術展示と古書販売もしていて。古書といえば、桑名益生の絵本、雑貨poe (ピーオーイー) の他に、播磨に昔ながらの正統派古書店「ちゅんちゅん堂」もできました。
阿下喜に戻って、ベトナム料理の「にしまちバインミー」にも初めて入りましたが、フォーもサンドイッチはもちろん、ベトナムのぜんざいなのかな?チェーのまろやかな甘さもたまりませんでした。
そういえば先日、おふろcafé あげき温泉併設として移転した上木食堂跡地に、パン屋otto(オットー)とコーヒー屋mssn(マッサン)がオープンしていました。どんぐり診療所のブログでおおよその感じは見ていただくとして、
コーヒー屋店舗の奥にあるワーキングスペースが隠れ家感あって気に入っています。そういえばあげき温泉の休憩スペースもリニューアルされて似たような雰囲気がありました。
喫茶店のお気に入りといえば、いなべ市に三か所ある「いなべ暮らしの保健室」も好きです。ふだんのモーニングの他に、月1回カレーが振舞われる日も。